(株)不動産経済研究所は18日、2025年2月の近畿圏新築分譲マンション市場動向を発表した。
同月の発売戸数は1,450戸(前年同月比36.9%増)と、2ヵ月連続で前年同月を上回った。初月契約率は76.3%(同0.8ポイント低下)と、2ヵ月連続で70%を超えている。
1戸当たりの平均価格は4,424万円(同40.2%下落)、1平方メートル単価は92万5,000円(同21.1%下落)と、共に2ヵ月連続で下落した。
即日完売物件は「アービング岸里玉出大阪サウス」1期(大阪市西成区、9戸、平均1.1倍、最高2倍)、「ジオ西宮テラスEAST」1期2次(兵庫県西宮市、1戸、平均1倍、最高1倍)、「ジオ京都堀川三条」4期2・3次(京都市中京区、2戸、平均1倍、最高1倍)など、4物件13戸。
月末時点の販売在庫戸数は2,644戸で前月末から122戸減少した。3月の販売戸数は1,300戸程度を見込む。