一建設(株)はスタートアップ企業の(株)SmartInn(福岡市中央区、代表取締役:松木 駿氏)と協業し、新築の戸建住宅を活用した体験型宿泊施設「HAJIME STAY KASUGA」(福岡県春日市)を4月1日にグランドオープンする。一建設初の民泊施設となる。
同社が行なった「2024年分譲戸建住宅購入者調査」によると、物件を探す際の設備等について「リビングやキッチンの広さ」等、住み心地に影響する項目が多く挙げられているが、実際に暮らしてみないと分からないことも多い。そこで、民泊需要の高い福岡県で“見学だけでは分からない戸建住宅の住み心地を、実際に宿泊しながら体験できる”サービスを提供することにした。
同施設は、福岡空港国際ターミナルから車で20~25分、JR鹿児島本線「春日」駅徒歩4分に立地。同社の「ちょうどいい家」の住みやすさと長期滞在にも対応する快適な間取りと設備を実現した、コンセプトの異なる施設を4棟用意。1号棟(3階建て、延床面積約93平方メートル)は多世代ファミリー向けの広いリビングを用意。2号棟(3階建て、同98平方メートル)は開放的なダイニングを設けたグループ旅行向け、3号棟(3階建て、同101平方メートル)は落ち着いたデザインとプライバシーに配慮したカップル・夫婦向け、4号棟(3階建て、同96平方メートル)は安全設備を完備した子連れファミリー向けとして設計した。
また、SmartInnが提供するサービスを活用。チェックインや滞在中のサポートをスマートフォンでできるようにしたほか、データとAIを活用し、最適な宿泊環境を提供するとしている。
