不動産ニュース / その他

2025/3/21

福岡で体験型宿泊施設をオープン/一建設

 一建設(株)はスタートアップ企業の(株)SmartInn(福岡市中央区、代表取締役:松木 駿氏)と協業し、新築の戸建住宅を活用した体験型宿泊施設「HAJIME STAY KASUGA」(福岡県春日市)を4月1日にグランドオープンする。一建設初の民泊施設となる。

 同社が行なった「2024年分譲戸建住宅購入者調査」によると、物件を探す際の設備等について「リビングやキッチンの広さ」等、住み心地に影響する項目が多く挙げられているが、実際に暮らしてみないと分からないことも多い。そこで、民泊需要の高い福岡県で“見学だけでは分からない戸建住宅の住み心地を、実際に宿泊しながら体験できる”サービスを提供することにした。

 同施設は、福岡空港国際ターミナルから車で20~25分、JR鹿児島本線「春日」駅徒歩4分に立地。同社の「ちょうどいい家」の住みやすさと長期滞在にも対応する快適な間取りと設備を実現した、コンセプトの異なる施設を4棟用意。1号棟(3階建て、延床面積約93平方メートル)は多世代ファミリー向けの広いリビングを用意。2号棟(3階建て、同98平方メートル)は開放的なダイニングを設けたグループ旅行向け、3号棟(3階建て、同101平方メートル)は落ち着いたデザインとプライバシーに配慮したカップル・夫婦向け、4号棟(3階建て、同96平方メートル)は安全設備を完備した子連れファミリー向けとして設計した。 

 また、SmartInnが提供するサービスを活用。チェックインや滞在中のサポートをスマートフォンでできるようにしたほか、データとAIを活用し、最適な宿泊環境を提供するとしている。

「HAJIME STAY KASUGA」1号棟

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。