三井不動産(株)は25日、米国テキサス州ダラス市に支店を設立したと発表。ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルスに次ぐ4番目の支店設立により、サンベルトエリアにおける事業推進に向けた体制を強化する。
サンベルトエリアは、温暖な気候や低い生活コストに加え、良好なビジネス環境を背景とした企業進出による雇用増加を受け人口流入が続いている。同社は今後も、経済・人口ともに成長が見込まれる重要な戦略エリアと位置付け、事業を推進していく考え。
現在、サンベルトエリア6都市においては、約5,000戸の賃貸住宅事業の開発に参画。米国での賃貸住宅の供給数は、3月1日時点で累計約6,800戸を突破した。テキサス州においては、エリア内での旗艦物件である複合開発事業「Maple Terrace(メープルテラス)」も竣工し、ダラス支店は3月に同物件へ入居している。