不動産ニュース / 開発・分譲

2025/3/27

総合地所、近畿圏で同社初の冷凍冷蔵倉庫

「西淀川コールドセンター」外観

 総合地所(株)は27日、冷凍冷蔵倉庫「西淀川コールドセンター」(⼤阪市⻄淀川区)が2月に完成したと発表した。関電不動産開発(株)との共同事業。同社初となる、近畿圏での物流倉庫および冷凍冷蔵倉庫の開発。

 阪神高速5号湾岸線「中島」ICより車で約3分に立地し、大阪ベイエリアの国際海上コンテナ拠点に近接。敷地面積9,106.86平方メートル。建物は鉄骨造地上4階建て、延床面積1万8,593.80平方メートル。竣工は4月の予定。

 2テナント対応可能で、荷物用エレベーター4基、垂直搬送機4基を備える。床荷重2.0t/平方メートル。一部を除き、有効天井高6.0m。冷凍倉庫設定温度は-25度で、自然冷媒であるCO2を使用した環境負荷の少ないノンフロン仕様とした。

 BCP対策として、主要電機設備を屋上および大庇上に設置。さらに、共用部の照明・トイレの一部などを3日間稼働可能な非常用発電機を用意している。

 総合地所は今後も、千葉県市川市や神戸市中央区、千葉市美浜区、大阪市西淀川で冷凍冷蔵倉庫を供給する予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。