(株)長谷工ライブネットは28日、「中核都市賃貸マンション賃料相場マップ2025」の販売を開始した。
札幌市・仙台市・広島市・福岡市・北九州市の5つの地方中核都市で、同社が管理する約1万3,000戸の賃貸マンション成約データと、同社が信頼できると判断した24年の賃貸募集データ約20万件を基に、間取りタイプをシングル・コンパクト・ファミリーの3タイプに分類。各都市における沿線・駅別の賃料相場を独自の分析調査によりまとめた。調査対象は41沿線・延べ290駅。
なお、エリア別・間取りタイプ別にランキングした結果、全体における1位は、シングル(25平方メートル換算)が仙台市「青葉通一番町」駅(7万8,000円)、コンパクト(40平方メートル換算)が福岡市「西鉄福岡」駅(10万8,000円)、ファミリー(60平方メートル換算)が広島市「広島」駅・福岡市「赤坂」駅(いずれも16万2,000円)となった。
ファミリータイプでは、札幌市「札幌」駅、福岡市「天神」駅を中心とした周辺エリアにおいて、再開発によるエリアへの期待の高まりや、前年から引き続き分譲賃貸の増加により、賃料の大幅上昇が目立った。各エリア・タイプとも賃料の上昇傾向は継続しており、中核都市の賃料相場は堅調であることがうかがえる。
価格は、PDF版が1万1,000円、紙印刷版が5,500円(いずれも税込み)など。詳細は、同社ホームページを参照。