不動産ニュース / 調査・統計データ

2025/3/28

中核都市賃貸M相場、ファミリー1位は「広島」と福岡「赤坂」

 (株)長谷工ライブネットは28日、「中核都市賃貸マンション賃料相場マップ2025」の販売を開始した。

 札幌市・仙台市・広島市・福岡市・北九州市の5つの地方中核都市で、同社が管理する約1万3,000戸の賃貸マンション成約データと、同社が信頼できると判断した24年の賃貸募集データ約20万件を基に、間取りタイプをシングル・コンパクト・ファミリーの3タイプに分類。各都市における沿線・駅別の賃料相場を独自の分析調査によりまとめた。調査対象は41沿線・延べ290駅。

 なお、エリア別・間取りタイプ別にランキングした結果、全体における1位は、シングル(25平方メートル換算)が仙台市「青葉通一番町」駅(7万8,000円)、コンパクト(40平方メートル換算)が福岡市「西鉄福岡」駅(10万8,000円)、ファミリー(60平方メートル換算)が広島市「広島」駅・福岡市「赤坂」駅(いずれも16万2,000円)となった。
 ファミリータイプでは、札幌市「札幌」駅、福岡市「天神」駅を中心とした周辺エリアにおいて、再開発によるエリアへの期待の高まりや、前年から引き続き分譲賃貸の増加により、賃料の大幅上昇が目立った。各エリア・タイプとも賃料の上昇傾向は継続しており、中核都市の賃料相場は堅調であることがうかがえる。

 価格は、PDF版が1万1,000円、紙印刷版が5,500円(いずれも税込み)など。詳細は、同社ホームページを参照。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。