不動産ニュース / 調査・統計データ

2025/4/10

新築小規模戸建て価格、首都圏は2ヵ月連続で下落

 (株)東京カンテイは9日、2025年3月の主要都市圏別・主要都市別新築小規模木造一戸建て住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は5,445万円(前月比0.3%下落)と、下落が2ヵ月連続に。都県別に見ると、東京都が6,856万円(同0.1%下落)と4ヵ月ぶりに下落、千葉県は4,267万円(同4.9%下落)と下落が続いた。神奈川県は4,896万円(同1.2%下落)、埼玉県は4,241万円(同4.0%下落)と、共に3ヵ月ぶりに前月を下回った。

 近畿圏は4,040万円(同3.5%上昇)と反転上昇し、再び4,000万円台に乗った。主要府県別では、大阪府が3,962万円(同4.0%上昇)と上昇に転じ、兵庫県は4,256万円(同4.1%下落)と6ヵ月ぶりに下落。京都府は4,087万円(同10.9%上昇)と2ヵ月連続の上昇となった。

 中部圏は4,111万円(同0.8%下落)と下落に転じた。愛知県は4,175万円(同1.1%上昇)と4ヵ月連続で上昇した。

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一戸建て

独立した一軒の家屋がひとつの住戸となっている住宅。「戸建て」も同じ意味である。これに対して、複数の住戸で構成される建物を「集合住宅」「共同住宅」という。

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