いちご(株)は14日、2025年2月期決算(連結)を発表した。
当期(24年3月1日~25年2月28日)は、売上高835億7,600万円(前期比1.0%増)、営業利益163億900万円(同25.8%増)、経常利益137億6,400万円(同32.5%増)、包括利益160億800万円(同47.0%増)となった。
主要セグメントである、既存不動産の付加価値アップを図る心築(しんちく)事業は、前年度より売却が増加したことで、セグメント売上高182億7,100万円(同49.0%増)、セグメント利益80億1,900万円(同46.4%増)となった。
アセットマネジメントは、ベース運用フィーが堅調に推移したことに加え、いちご・レジデンス・トークンオフィスの組成に伴う物件取得に係る成果報酬、いちごオフィス、いちごホテルにおける物件譲渡成果報酬により、セグメント売上高44億1,000万円(同51.7%増)、セグメント利益26億1,300万円(同74.6%増)を計上した。
ホテルは、旺盛な宿泊需要に伴うホテルオペレーション収益および賃料収入の増加、いちごホテルへの2ホテルの売却益等が寄与。セグメント売上高158億7,700万円(同62.4%増)、セグメント利益は91億6,600万円(同35.4%増)を計上した。
次期は営業利益195億円、経常利益148億円、当期純利益160億円を見込む。