不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2025/4/16

営利25%増/いちご25年2月期

 いちご(株)は14日、2025年2月期決算(連結)を発表した。

 当期(24年3月1日~25年2月28日)は、売上高835億7,600万円(前期比1.0%増)、営業利益163億900万円(同25.8%増)、経常利益137億6,400万円(同32.5%増)、包括利益160億800万円(同47.0%増)となった。

 主要セグメントである、既存不動産の付加価値アップを図る心築(しんちく)事業は、前年度より売却が増加したことで、セグメント売上高182億7,100万円(同49.0%増)、セグメント利益80億1,900万円(同46.4%増)となった。

 アセットマネジメントは、ベース運用フィーが堅調に推移したことに加え、いちご・レジデンス・トークンオフィスの組成に伴う物件取得に係る成果報酬、いちごオフィス、いちごホテルにおける物件譲渡成果報酬により、セグメント売上高44億1,000万円(同51.7%増)、セグメント利益26億1,300万円(同74.6%増)を計上した。

 ホテルは、旺盛な宿泊需要に伴うホテルオペレーション収益および賃料収入の増加、いちごホテルへの2ホテルの売却益等が寄与。セグメント売上高158億7,700万円(同62.4%増)、セグメント利益は91億6,600万円(同35.4%増)を計上した。

 次期は営業利益195億円、経常利益148億円、当期純利益160億円を見込む。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。