不動産ニュース / 調査・統計データ

2025/4/16

首都圏分譲マンション賃料、4ヵ月連続で上昇

 (株)東京カンテイは16日、2025年3月の三大都市圏の分譲マンション賃料月別推移を公表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を1平方メートル当たりに換算して算出したもの。

 首都圏の平均賃料は3,714円(前月比2.0%上昇)と、4ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都4,393円(同2.1%上昇)、神奈川県2,727円(同1.5%上昇)、埼玉県2,202円(同0.2%上昇)、千葉県2,106円(同1.6%上昇)。24年4月以来、全都県でプラスとなった。東京都では平均築年数が若返ったことで4ヵ月連続で上昇。神奈川県も同様の要因から2ヵ月ぶりのプラスに。埼玉県や千葉県も、季節的要因を背景に軒並み続伸した。

 近畿圏は2,303円(同0.7%上昇)と、6ヵ月ぶりの上昇。大阪府は2,660円(同0.4%上昇)と、平均築年数が若返ったことで小幅ながら上昇した。兵庫県は1,820円(同0.7%上昇)と4ヵ月ぶりの上昇となった。

 中部圏は2,035円(同0.5%低下)、愛知県は2,088円(同0.3%低下)といずれも下落した。

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マンション

日本におけるマンションは、一般的には、鉄骨コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、3階建て以上の分譲共同住宅・賃貸共同住宅を指している。ただし、賃貸共同住宅の場合にはPC造・重量鉄骨造であっても、マンションと呼ばれることがある。

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