不動産ニュース / 開発・分譲

2025/4/16

大塚に戸別宅配システム採用した賃貸マンション

「テラス大塚」外観イメージ

 大成有楽不動産(株)は16日、賃貸マンション「テラス大塚」(東京都豊島区、総戸数139戸)を3月に着工したと発表した。

 JR山手線「大塚」駅徒歩3分、東京メトロ丸ノ内線「新大塚」駅徒歩8分に立地。敷地面積は約813平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造地上17階建て、延床面積は約7,223平方メートル。

 同マンションブランド初となる戸別宅配システム「ココ配」を採用。宅配荷物の伝票番号でオートロックを解除でき、配達員と非対応・非対面で宅配荷物を受け取ることができる。宅配ロッカーは各階に設置。1階共用部にもロッカー(21個分)を用意する。このほか、高速Wi-Fi(無料)が利用できるラウンジやペットの足も洗える多目的の洗い場、1階に店舗を誘致するなど、居住者のニーズに対応できるマンションとする。

 建物の断熱性能をZEH基準まで引き上げた上で、高効率な住宅設備機器を採用し、エネルギー消費量を削減。ZEH-M Orientedの取得を予定している。住戸は、1DK(30戸、25.62~25.68平方メートル)・1LDK(65戸、30.88~35.28平方メートル)・2LDK(44戸、40.34~43.72平方メートル)を用意。

 竣工は2027年9月下旬の予定。

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宅配ボックス・宅配ロッカー

不在時に荷物などを受け取るための設備。配達人がロッカーに荷物を入れると鍵がかかり、荷宛人は暗証番号や認証カードを用いて受け取る。宅配ボックスは、一般に、マンションの共用部分に設置されている。

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