不動産ニュース / 政策・制度

2025/4/22

不動産情報ライブラリ、初年度は約1,800万PV

 国土交通省は18日、2024年4月に公開した「不動産情報ライブラリ」の年間利用実績を公表した。

 同ライブラリは、不動産に関するオープンデータを利用者のニーズに応じて地図表示するもので、24年度の利用実績は累計ページビュー(PV)数約1,800万、API利用申請者数は2,877者、APIリクエスト数は4,740万件。PVのうちスマートフォンでの閲覧が28%となった。

 毎月100万以上のPVを獲得し、誰もが不動産情報を容易に閲覧できるサイトとして安定的に稼働している様子がうかがえる。システム連携サービスの利用者は不動産関係業種だけでなく、自治体や保険・通信・マスコミなど不動産業以外でも活用されている。

 地図画面では、画面閲覧者の54%が価格情報を参照。次いで、防災が17%、都市計画が13%と続いた。価格情報が更新される月は全体のPV数も増加する傾向にあるという。

 25年度は4、7、9、10月、26年1、3月にデータ更新を実施する予定。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。