国土交通省は18日、2024年4月に公開した「不動産情報ライブラリ」の年間利用実績を公表した。
同ライブラリは、不動産に関するオープンデータを利用者のニーズに応じて地図表示するもので、24年度の利用実績は累計ページビュー(PV)数約1,800万、API利用申請者数は2,877者、APIリクエスト数は4,740万件。PVのうちスマートフォンでの閲覧が28%となった。
毎月100万以上のPVを獲得し、誰もが不動産情報を容易に閲覧できるサイトとして安定的に稼働している様子がうかがえる。システム連携サービスの利用者は不動産関係業種だけでなく、自治体や保険・通信・マスコミなど不動産業以外でも活用されている。
地図画面では、画面閲覧者の54%が価格情報を参照。次いで、防災が17%、都市計画が13%と続いた。価格情報が更新される月は全体のPV数も増加する傾向にあるという。
25年度は4、7、9、10月、26年1、3月にデータ更新を実施する予定。