アットホーム(株)は22日、不動産調査GISサービス「不動産データプロ」において、推計賃料・推計空室率の確認や賃料の収入シミュレーションができる「賃料・空室率推計機能」の提供を開始した。
「不動産データプロ」は、地図上で調査したい地点や建物を選択、または場所・範囲・条件等を指定するだけで、過去の販売履歴や賃料履歴等の価格・相場情報をはじめ、周辺の人口や世帯情報、ハザード情報などを地図上で確認できるシステム。全国1万3,000店以上(2025年3月末時点)の不動産会社をはじめ金融機関等でも利用されている。
今回提供を開始した「賃料・空室率推計機能」は、ビッグデータベースに基づくソリューション提供やデータサイエンス事業を行なう日本リスク・データ・バンク(株)と共同で開発したもの。調査地点の推計賃料、調査地点を含むエリアの推計空室率を確認できるほか、調査地点エリアの推計空室率、賃料下落率、賃料変更発生率を考慮した賃料の収入シミュレーションも行なうことが可能。確認結果については帳票として出力することもできる。
