不動産ニュース / 開発・分譲

2025/4/25

堺市で築54年の団地建替え/京阪電鉄不他

「TOMONIAL CITY」外観イメージ

 京阪電鉄不動産(株)と旭化成ホームズ(株)、三菱地所レジデンス(株)、大阪ガス都市開発(株)、和田興産(株)は、堺市北区で開発を進めている新築分譲マンション「TOMONIAL CITY(トモニアルシティ)」(総戸数647戸〈地権者取得住宅214戸含む〉)のマンションギャラリーを26日にオープンする。

 築54年を経過した団地「下野池第2住宅」(総戸数410戸)の建替え事業。2018年に建替え計画委員会が発足。20年に建て替え推進を決議し、21年の事業協力者選定コンペで5社が共同事業体として選出された。

 23年に建替組合を設立。マンションの建替え等の円滑化に関する法律に基づく建替え事業となった。堺市では初の事業で、西日本エリアでは最大戸数規模のプロジェクトとなる。なお、国土交通省が定める「マンションストック長寿命化等モデル事業」にも採択されている。

 ノース棟(N棟)とサウス棟(W棟)の2棟構成。Osaka Metro御堂筋線「新金岡」駅からN棟は徒歩5分、S棟は徒歩7分に立地。全体面積は約2万4,000平方メートル。

 敷地周辺を遊歩道や緑地帯で囲い、緑のあふれる下野池第2住宅の環境を継承。N棟とS棟をつなぐ中央部には、多世代が集えるコミュニティゾーン「WANOBA(わのば)」を配置。WANOBAの中央に位置する共用棟「センターハウス」にはカフェラウンジやライブラリーラウンジ、カルチャールーム、パーティルーム等の共用空間を設ける。

 N棟(281戸)は敷地面積約1万603平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造地上12階建て。延床面積は約2万2,395平方メートル。S棟(366戸)は敷地面積約1万3,615平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造地上15階建て。延床面積は約2万9,221平方メートル。

 竣工は27年1月末、引渡しは同年5月下旬の予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。