不動産ニュース / 開発・分譲

2025/5/16

サンケイビル、ベトナムでの開発PJに初参画

「Parc Hanoi(仮称)」プロジェクトの外観完成予想図

 (株)サンケイビルは16日、同社として初めてベトナムでの開発事業に参画することを発表した。

 参画するのは、鹿島建設(株)と現地ディベロッパーの合弁会社Indochina Kajima Development(IKD)が同国ハノイ周辺の「スターレイク」街区内で進めているオフィス・商業の複合施設開発事業「Parc Hanoi(仮称)」プロジェクト。IKDらとの共同事業として参画する。

 鹿島の現地子会社が設計・施工を担当する同プロジェクトは、ハノイ都市鉄道の新駅の開業予定地や主要幹線道路にも近く、敷地面積は1万1,318平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造23階建て、延床面積は8万1,027平方メートル。

 ハノイには現在、高い経済成長率を背景として外資系企業の進出が加速しており、質の高いオフィス需要が見込める。同プロジェクトはサスティナビリティと快適性を両立した次世代型のオフィスビルを整備していく計画。国際的な環境・健康認証の取得も視野に入れている。

 開発地のスターレイク地区は、韓国・大宇グループがマスターディベロッパーとなって開発を進めている約186haに及ぶ大規模都市再開発エリア。ベトナム政府の中央官庁や各国の大使館が整備されるほか、日本からも高島屋がベトナム2号店を出店することが予定され、将来的には首都ハノイのCBD形成が期待されている。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/12

記者の目を公開しました

「シロアリ被害、発見できるのは今!」を更新しました。
知らずに進行するシロアリ被害…放置すると建物強度が低下。また、気が付かずに売却をしてしまえば契約不適合責任に当たることも…!? 早期発見が望まれますが、普段は床下でうごめいていて自分で見つけるのは難しいものです。しかし春から夏はシロアリが発見しやすくなるチャンスタイムだとか…?専門事業者を取材しました。