不動産ニュース / 開発・分譲

2025/5/28

地所レジ、大阪で初の職住一体型賃貸マンション

「大阪市北区堂山町計画」外観完成予想CG

 三菱地所レジデンス(株)は28日、「大阪市北区堂山町計画」(大阪市北区、総戸数56戸)の着工を発表。コワーキングスペースを併設した職住一体型賃貸マンション「The Parkhabio SOHO(ザ・パークハビオ ソーホー)」の関西初弾となる。

 大阪メトロ谷町線「中崎町」駅徒歩4分、同「東梅田」駅徒歩10分に立地。敷地面積は900.52平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造地上11階建て、延床面積は3,054.73平方メートル。

 同シリーズは、物件内にワークスペースを確保し、職住一体のライフスタイルを提案するもので、これまで首都圏で5棟を供給してきた。同物件は、11階に約46.6平方メートルの24時間利用可能なコワーキングスペース「Style Lounge」を設置。さらに、コワーキング用テーブルを配置した約43.4平方メートルの屋上テラス「Sky Terrace」を設ける。両スペースには、筋トレゾーンやリカバリーゾーン、パターゴルフゾーンも用意。「Style Lounge」全体の内装には、ファイテン(株)の独自技術で、トップアスリートのパフォーマンスや健康を支える「ナノメタックスコーティング」を導入するなど、働く上で必要な休養やリラックス効果、集中力向上、疲労軽減等の機能を備えた空間を実現する。

 「床」「建具」「アクセントクロス」「巾木」は木質化および環境配慮素材を採用。また、居住者の暮らしやすさ向上のため、三菱地所レジデンスが開発した「ワンルーム向け収納」、三菱地所(株)が開発・提供する総合スマートホームサービス「HOMETACT(ホームタクト)」、DXYZ(株)が開発した顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」を導入する。

 住戸は、1LDK~3LDK。専有面積は31.96~71.56平方メートル。

 竣工は2027年1月下旬の予定。

この記事の用語

コワーキングスペース

属性の異なる人々が共同で利用し、相互に交流することのできる仕事場。英語のcoworking space。業務のための場所を共有するだけでなく、利用者間の交流が生まれるところに特徴がある。また、交流を促すための行事などが実施される場合もある。

続きはR.E.wordsへ

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