不動産ニュース / IT・情報サービス

2025/5/28

分譲マンションの共用部の混雑を可視化

「クレビアシティ神戸舞子駅前」外観完成予想CG

 伊藤忠都市開発(株)、(株)NIPPO、東レ建設(株)、総合地所(株)、TC神鋼不動産(株)は28日、新築分譲マンション「クレビアシティ神戸舞子駅前」(神戸市垂水区、総戸数356戸)に「共用スペースの混雑可視化サービス」を導入すると発表した。

 同サービスは、(株)バカン(東京都千代田区、代表取締役:河野剛進氏)が開発。同社が運営するAIプラットフォーム「vCore」を活用し、同物件の共用スペースに設置したIPカメラを通じて1分間隔で静止画を配信。入居者は自身のスマートフォンやタブレットなどから、専用のホームページで混雑状況をリアルタイムで確認できる。

 マンションの共用スペースをめぐっては、実際にその場所に足を運ばなければ混雑状況を確認できず、利用したいときにすぐに使えないことや、待ち時間が発生してしまうことが課題だった。今回、その解決を目指し導入に至った。なお、同サービスの採用は、新築分譲マンションにおいて初めて。

 同物件はJR神戸線「舞子」駅徒歩3分、山陽電鉄本線「舞子公園」駅徒歩2分に立地。建物は鉄筋コンクリート造地上10階建て。住戸は、2LDK~4LDK、専有面積56.83~108.21平方メートル。竣工は2026年12月下旬、引き渡しは27年2月下旬の予定。

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