不動産ニュース / 開発・分譲

2025/5/29

阪急阪神不、京都で物流施設を開発

「ロジスタ京都伏見」外観イメージ

 阪急阪神不動産(株)は28日、物流施設「ロジスタ京都伏見」(京都市伏見区)の新築工事に着手したと発表した。

 名神高速道路「京都南」ICまで約5.9km、第二京阪道路「伏見」ICまで約6.4kmに位置。敷地面積約5,000平方メートル、鉄骨造地上4階建て、延床面積約1万1,100平方メートル。

 地上階に設置された荷物輸送トラックがバースに接車し、垂直搬送機等を使用して2階以上のフロアに荷物を搬送するボックスタイプ。各階の天井有効高は5.5mで、倉庫部分の1平方メートル当たり床荷重は1.5t。荷物用エレベーターと垂直搬送機を1基ずつ設置する。
 共用部には従業員用のラウンジやトラックドライバー用の休憩室などを備えることで、労働者の利便性や快適性の向上を図る。また、エントランスには京都産の杉を用いた天然木ルーバーを採用するなど、「木材の地産地消」に寄与。さらに環境への配慮として、LEDによる館内照明や高効率な空調設備の採用、屋上への太陽光パネル設置や駐車場への電気自動車の充電設備設置といった取り組みも行なう。ZEB Readyの環境認証を取得予定。

 竣工は2026年7月末を予定している。

 なお、同社が展開する物流施設は、開発中を含め9件目となる。

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