不動産ニュース / 調査・統計データ

2025/5/30

2月の不動産価格指数、住宅総合は前月比0.1%減

 国土交通省は30日、2025年2月の不動産価格指数を公表した。10年の平均を100として算出した。

 同月の住宅総合指数(季節調整値)は140.0(前月比0.1%減)となった。物件種別では、住宅地115.6(同0.5%増)、戸建住宅114.9(同0.5%減)、区分所有マンションは211.8(同0.8%増)だった。

 都市圏別にみると、南関東圏は住宅総合152.3(同0.3%増)、住宅地126.4(同0.5%減)、戸建住宅120.5(同0.2%減)、区分所有マンション207.5(同0.4%増)。名古屋圏は住宅総合119.9(同0.8%減)、住宅地103.1(同1.2%増)、戸建住宅110.9(同2.5%減)、区分所有マンション190.8(同1.3%増)。京阪神圏は住宅総合143.0(同3.0%減)、住宅地120.9(同4.3%減)、戸建住宅118.7(同3.3%減)、区分所有マンション209.3(同0.6%増)。

 東京都の住宅総合は169.1(同0.2%減)、住宅地137.0(同0.2%増)、戸建住宅129.9(同1.3%減)、区分所有マンション218.1(同0.8%増)だった。

 なお、24年第4四半期の商業用不動産の不動産価格指数(季節調整値)も明らかにした。商業不動産総合は145.2(前期比1.0%増)。物件種別では店舗161.4(同0.8%減)、オフィス180.5(同1.2%増)、マンション・アパート(1棟)は167.9(同変動なし)となった。

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不動産価格指数

不動産価格の動向を示すべく指数化した統計データ。国土交通省が2012年8月から公表している。

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