
中央日本土地建物(株)と(一財)土木建築厚生会は5月30日、中規模オフィスビル「REVZO(レブゾ)麹町」(東京都千代田区)を竣工したと発表した。
両者が1971年に共同で開発した「麹町共同ビル」を、中央日本土地建物グループが展開する中規模オフィスビル「REVZO」シリーズとして建て替えたもの。同シリーズ4件目。
東京メトロ有楽町線「麹町」駅徒歩1分、同半蔵門線「半蔵門」駅徒歩5分に立地。敷地面積740.92平方メートル。建物は鉄骨造地上13階建て、延床面積6,695.45平方メートル。
貸室は約140坪と約100坪の2タイプ。室内はゆとりある天井高を確保し、開閉可能なガラス窓やバルコニーを設ける。8階には専用テラス付きの貸室を用意する。
最上階にはテナント企業が利用できる共用ラウンジを設けた。来客時・作業時などに利用できる会議室やオンライン会議にも利用可能な個別ブースと、自由に打ち合わせに使えるオープン空間を用意した。北側と南側にはバルコニーを設け、コミュニケーションの場としても使用できる。
エントランスには、土、木、緑といった自然素材を採用したインテリアのほか、「REVZO」シリーズで使用する家具・素材に由来する地域の景色や職人の作業風景を映すデジタルスクリーンも設置する。
環境認証「BELS」4つ星と「CASBEE-ウェルネスオフィス評価認証」Aランクを取得するなど、環境にも配慮した。