不動産ニュース / 仲介・管理

2025/6/5

東通G、運用資産3,000億円へ賃貸事業強化

 不動産売買事業やホテル事業などを手掛ける東通グループ(東京都港区、共同代表:HUGO CHIANG氏、桜木 翔氏)は2日、事業戦略発表会を開催。賃貸住宅の開発・運営事業を拡大していく方針を打ち出した。

 東京を中心に土地・建物を取得。エリア特性に応じて、不動産の開発や再生を行なう。それらを保有し、賃貸物件として運用し賃料収入を得ることを基本とする。新たに賃貸ブランド「THE TOTSU」を立ち上げる。入居者募集・管理・家賃管理などは、グループ会社の東通コミュニティ(株)が担い、一気通貫の運営モデルとする。一部の賃貸住宅は、投資家への販売も行なう予定。物件ごとに保有・売却を検討し、マーケットの状況に柔軟に対応していく。

 現在品川で、大型犬と住める賃貸マンションを開発中。今後は、オーダーメイド型の賃貸マンションも展開する。四谷に建築予定の物件には、各部屋にIoT設備も導入する予定。また、高級賃貸シリーズ「TOTSU PREMIUM」も立ち上げ、賃貸でも上質な暮らしを求めるユーザーを取り込む。初弾となる白金台の物件は、企画コンサルティングを(株)ケン・コーポレーションに依頼。デザイン監修を建築家の隈 研吾氏が手掛ける。

 2日に会見した同社グループ共同代表の桜木氏は「今後は新しい価値を見出すプロデュース力の構築に注力する。AI領域など、見る角度を変え、マーケットの中で見過ごされがちなチャンスを見出して、新しい価値を創造していく。グループ全体で2025年度の運用資産1,000億円を、30年には3,000億円を目指していく」と述べた。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。