不動産ニュース / 開発・分譲

2025/6/3

ESR、兵庫県川西市の大規模物流施設、2棟目が竣工

「ESR川西ディストリビューションセンター1」外観

 ESR(株)は3日、マルチテナント型物流施設「ESR川西ディストリビューションセンター1」(兵庫県川西市)の竣工を発表した。日本最大級の敷地面積(50万5,281平方メートル)を誇る「ESR川西ディストリビューションセンター」内での開発で、「ESR川西ディストリビューションセンター2」に次ぐ2号棟目。

 新名神高速道路「川西」ICから3.9km。大阪国際空港には阪神高速道11号線を使えば約11kmという立地。高速道路を利用することで北摂エリアまで約10分、大阪中心市街地まで約30分、神戸市、京都市も1時間以内で配送できる。また能勢電鉄妙見線「一の鳥居」駅から「川西DC」の西ゲートまで徒歩2分と、通勤アクセスにも優れている。
 敷地面積6万2,863平方メートル、地上6階建て。延床面積は11万9,500平方メートル。免震構造を採用し、最小区画950坪での賃貸を可能としている。シングルランプで、全階へ接車できるなど、輸送拠点、クロスドック型物流、保管型、自動倉庫など多様なニーズに対応可能な設計とした。

 6階にはラウンジや、24時間営業のショップを設置。屋上バルコニーも設け、入居企業のワーカーに快適な労働環境を提供。駅から勤務地をダイレクトにつなぐ無料シャトルバスサービスも予定している。

 すでに1~3階は(株)ミスミの入居が決定しており、他フロアについても多くの引き合いを受けている。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

BTS型・マルチテナント型(物流施設の〜)

物流施設の種類は、その性格によって、大きくBTS型とマルチテナント型に分けることができる。(1)BTS型特定のテナントの要望に応じてオーダーメイドで建設され、賃貸される物流施設。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。