
ESR(株)は3日、マルチテナント型物流施設「ESR川西ディストリビューションセンター1」(兵庫県川西市)の竣工を発表した。日本最大級の敷地面積(50万5,281平方メートル)を誇る「ESR川西ディストリビューションセンター」内での開発で、「ESR川西ディストリビューションセンター2」に次ぐ2号棟目。
新名神高速道路「川西」ICから3.9km。大阪国際空港には阪神高速道11号線を使えば約11kmという立地。高速道路を利用することで北摂エリアまで約10分、大阪中心市街地まで約30分、神戸市、京都市も1時間以内で配送できる。また能勢電鉄妙見線「一の鳥居」駅から「川西DC」の西ゲートまで徒歩2分と、通勤アクセスにも優れている。
敷地面積6万2,863平方メートル、地上6階建て。延床面積は11万9,500平方メートル。免震構造を採用し、最小区画950坪での賃貸を可能としている。シングルランプで、全階へ接車できるなど、輸送拠点、クロスドック型物流、保管型、自動倉庫など多様なニーズに対応可能な設計とした。
6階にはラウンジや、24時間営業のショップを設置。屋上バルコニーも設け、入居企業のワーカーに快適な労働環境を提供。駅から勤務地をダイレクトにつなぐ無料シャトルバスサービスも予定している。
すでに1~3階は(株)ミスミの入居が決定しており、他フロアについても多くの引き合いを受けている。