不動産ニュース / 開発・分譲

2025/6/9

赤坂で住宅・オフィス・学校等の大規模複合開発

「赤坂七丁目2番地区第一種市街地再開発事業」完成予想図

 日鉄興和不動産(株)、野村不動産(株)は9日、参加組合員として推進する「赤坂七丁目2番地区第一種市街地再開発事業」(東京都港区)を、6月1日に着工したと発表した。

 事業地は、東京メトロ銀座線・半蔵門線・都営大江戸線「青山一丁目」駅徒歩6分、高橋是清翁記念公園に隣接する約1.2ha。従前は旧耐震基準のマンション3棟などが所在していた。共同住宅(総戸数643戸)をはじめ、オフィスや専修学校、店舗等を一体的に開発するもの。地上46階地下1階建てで、高さ約157m。延床面積は約8万7,912平方メートル。

 区画道路の拡幅整備および電線類の地中化を実施するほか、帰宅困難者の一時滞在施設や防災備蓄倉庫等の確保、非常用発電機の設置等、都市防災機能の強化を図る。また、地域の回遊性を高め、バリアフリー動線の整備を実施。高橋是清翁公園と一体となる緑地や広場を新たに整備。周辺地区に不足している生活利便施設も導入する。

 竣工は2028年度の予定。

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市街地開発事業

市街地を開発または整備する事業のこと。 具体的には、都市計画法第12条に掲げられた次の6種類の事業を「市街地開発事業」と呼ぶ。

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