
日本GLP(株)は19日、マルチテナント型物流施設「GLP境古河I」(茨城県猿島郡境町)の竣工を発表した。
圏央道「境古河」ICから約0.4km、国道354号線沿いに立地し、高速道路と一般道路、双方へのアクセスに優れた立地。
敷地面積は4万1,989.58平方メートル、鉄骨造地上4階建てで、延床面積8万3,936.72平方メートル。シングルランプを設置し、1階から3階までそれぞれに接車が可能。1階は低床バースとし、1平方メートル当たり2tの床荷重を実現。自動車部品をはじめとする重量物を効率的に保管することができる。2階は最小区画を約2,440平方メートルと小割の区画を提供する。3・4階は有効天井高を最大7.0mまで引き上げるとともに積載荷重5.0tの大型荷物用エレベーターを導入。高い保管効率と運用性を実現させている。
庫内には窓を設置して自然光を採り入れるほか、カフェテリアや無人売店を用意。快適な就労環境実現に配慮した。
竣工前の時点で、オオサカデリバリー(株)(大阪市浪速区)、(株)KURUKURU(東京都中央区)等、計3社と賃貸借契約を締結している。
