(株)不動産経済研究所は23日、5月の首都圏新築分譲マンション市場動向を発表した。
同月の発売戸数は1,288戸(同16.9%減)となり再び減少。地域別では、東京23区461戸(同23.2%減)、東京都下155戸(同1.3%減)、神奈川県315戸(同17.5%減)、埼玉県203戸(同55.0%増)、千葉県154戸(同45.0%減)となった。東京都のシェアは47.8%。
初月契約率は、57.9%(同1.9ポイント上昇)で、6割を下回った。1戸当たりの平均価格は9,396万円(同25.5%上昇)、1平方メートル単価は140万3,000円(同23.1%上昇)となり、共に2ヵ月ぶりに上昇した。
即日完売したのは「Brillia二番町」(東京都千代田区、51戸、平均10.4倍・最高30倍)など3物件71戸。
5月末の販売在庫は5,871戸で、前月末に比べて11戸増加した。6月の発売戸数は1,500戸程度を見込む。