国土交通省は25日、2024年度の住宅宿泊管理業者への全国一斉立ち入り調査の結果を発表した。
25年3月現在の同法に基づく住宅宿泊管理業者の登録数は2,808業者。24年7月から25年3月にかけて各地方整備局等が立ち入り検査を実施し、法令の遵守状況等を調査。必要に応じて是正指導を行なった。
全国39業者に立ち入り検査を行なった結果、32業者において法令違反が認められ是正指導を実施。そのすべての事業者で是正等がなされたことを確認した。
同年度の指導率は82.0%(前年度比7.4ポイント低下)。是正指導事項別では、「帳簿の備付け等義務違反」が24件と最も多く、次いで「住宅宿泊事業者への定期報告義務違反」の22件、「証明書の携帯等義務違反」の21件だった。
同省では、引き続き立入検査などを通じた指導を行ない、法令違反に対しては法に基づき厳正かつ適正に対処していくとしている。