
野村不動産(株)は25日、静岡県賀茂郡東伊豆町で開発中の陸上風力発電所の再生可能エネルギーを、20年にわたり購入するオフサイトフィジカルコーポレートPPAを締結したと発表した。
同風力発電所は、東伊豆風力発電(合)が同町と共同で、老朽化したまちのシンボルであった風車を最新の風車に建て替える事業。現在、建設予定地に3基の風車を建設中で2026年より稼働する予定。
同社グループの小売電力事業者NFパワーサービス(株)を通じて電力供給を受ける。今回の契約により、一般家庭の年間消費電力量約4,500世帯分に当たる年間約18GWh・累計約360GWhを調達する計画。
調達した電力は、同社最大級の大規模複合開発「BLUE FRONT SHIBUYA」等の国内保有施設での活用を進める。コーポレートPPA等による再エネ調達と自社アセットを活用した創エネを両輪で推進することで、50年までにカーボンニュートラルの実現を目指す。