
東急(株)は27日、同社がタイの財閥系企業・サハグループと設立した合弁会社サハ東急コーポレーションが、同国でのサービスアパートメント事業「Dusit Suites J-PARK SRIRACHA(デュシットスイーツJパークシラチャ)」(チョンブリ県シラチャ郡、総戸数195戸)に参画すると発表した。
開発地のあるシラチャはバンコク中心部から約100kmに位置し、周辺には多数の工業団地が集積している。タイ政府が産業誘致を進めるエリアでもあり、直近でも新たな企業集積が進んでいる。敷地面積は約6,974平方メートル、建物は鉄筋コンクリート造地上12階建て。1室当たりの専有面積は50平方メートル以上を中心に約45~75平方メートル、1BRと2BRで構成する計画。全室をホテルライセンス付きとした。
今回のプロジェクトはサハ東急にとって同国で3つ目の不動産事業であり、これまでターゲットとしてきた日本人駐在員だけでなく、多国籍の人たちがホテルとして短期宿泊できるようにする。サービスアパートメントとホテルの運営は共に現地を代表するホスピタリティサービスグループに委託する。
7月に着工し、開業は2028年の予定。