
日本GLP(株)は4日、半導体物流需要に適応する物流施設「GLP熊本菊池」(熊本県菊池市)を着工したと発表した。
国道325号線沿い、熊本空港から約12km、九州縦貫自動車道「熊本」ICから約15km、新設される自動車専用道路大津熊本道路「大津西」IC(仮称)から約2.8kmに立地。半導体関連企業が集積するセミコンテクノパークの近隣に位置する。敷地面積約1万9,000平方メートル。建物は、1社で利用できる地上2階建てのボックス型、延床面積約1万8,000平方メートル。
2層使いとすることで、効率的な荷物の搬出入作業が可能に。1階には10tトラック19台分、4tトラック29台分が接車できる片面バース、庫内に垂直搬送機2台と荷物用エレベーター2台を設置し、入居企業の効率的な物流オペレーションをサポート。また、全館空調設備を設置することで、温度管理が必要な精密機器などを取り扱うニーズに対応する。
従業員用の休憩スペースや給湯室、実用車約100台分の駐車場スペースも整備し、快適な就労環境を提供する。
竣工は2026年9月末の予定。