国土交通省は7日、スマートシティ事業のさらなる発展を目的に、RFI(Request For Information:情報提供依頼)を実施すると発表した。
同省では、先進的技術や官民データを用いて、まちの課題解決や新たな価値を創出する「スマートシティ」の社会実装に向けて、「スマートシティ実装化支援事業」を通じ、先駆的なスマートシティの取り組みを支援してきた一方、地域の多様な資源の利活用や高齢者等の見守りへの対応等、国として集中的・戦略的にデジタル変革に取り組む必要性が増している。
そこで、今後戦略的に取り組むことを検討している3つの分野において、先進的・独創的なアイディア、知見・ノウハウ、技術・サービス等の情報を参考にするためRFIを実施。(1)地域資源の発掘・発信による地域のにぎわい・生業創出、(2)地域における面的な見守りのデジタル化、(3)リアルタイムでの環境情報の提供等による回遊の高度化(暑熱対策等)について、アイディアや提案を募集する。
募集期間は8月8日まで。情報提供主体は、各募集テーマに関する知見・技術を持った企業、大学、研究機関、市民団体等。実施要領や応募様式など、詳細は国交省のウェブサイトを参照。