不動産ニュース / 開発・分譲

2025/7/9

オリックス不、大阪・高槻で物流施設

「高槻ロジスティクスセンター」外観

 オリックス不動産(株)は9日、マルチテナント型物流施設「高槻ロジスティクスセンター」(大阪府高槻市)が完成したと発表した。

 新名神高速道路「高槻」ICから約6.5km、名神高速道路「茨木」ICから約7.0kmで、関西都心だけでなく、広域配送においても利便性の高い立地。阪急京都線「高槻市」駅まで約2.1kmと、路線バスを利用すると約10分でアクセスできることから、人材確保の面でも優位性が見込める。

 敷地面積は2万9,347.26平方メートル。建物は鉄骨造地上4階建て、延床面積6万3,261.53平方メートル。1階と3階に直接アクセス可能なスロープを採用。1階には最大41台、3階には最大42台の10tトラックが同時接車可能なトラックバースを備えることで、効率的な物流オペレーションを可能とした。4階には107席のカフェテリアを用意。カウンター席やソファ席を設け、昼食や休憩を取れる他、コンセント付きデスクの設置やWi-Fi環境を整備し、従業員が快適に働ける環境を提供。さらに別棟にはシャワーブース付きのドライバー休憩室も用意した。

 環境配慮の取り組みとして、屋上に太陽光発電設備を設置。天候の影響や夜間などの発電量が不足する場合にはオリックス(株)より非化石証書付き電力を供給、入居テナント企業へ100%再生可能エネルギー由来の電力を提供する。こうした取り組みやLED照明の採用により、ZEB区分における最高ランクである「ZEB」としてBELS評価書を取得済み。また、CASBEE(新築)Aランクを取得している。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

ZEB

消費する一次エネルギーが実質的にゼロである建物。英語のNet Zero Energy Building(ネット ゼロ エネルギー ビルディング)の略語である。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。