不動産ニュース / 開発・分譲

2025/7/9

大林組、名古屋で物流施設を開発

「OAK LOGISTICS CENTER 名古屋」外観

 (株)大林組は9日、物流施設「OAK LOGISTICS CENTER 名古屋」(名古屋市瑞穂区)の竣工を発表した。

 名古屋高速「高辻」出入口から約1km、「堀田」出入口から約2kmに位置しており、都心部への配送に適している。また名古屋高速を経由し名神高速道路、中央自動車道などを利用し関西圏・関東圏を含む広範囲へのアクセス性も高い。周辺には住宅街が近接しているため、雇用確保の面でも優れている。

 敷地面積8,847.24平方メートル、鉄骨造地上4階建てで、延床面積は2万3,423平方メートル。建物はBOX型で、地上階には14台分の高床式のトラックバースを用意。各フロアは2.5tカウンターフォークリフトが走行可能な仕様とし、1棟貸し(倉庫面積約6,700坪)、もしくは2区画(約3,330坪・約3,130坪)の分割が可能。

 環境配慮の取り組みとして、屋根上にコーポレートPPAによる追加性のある太陽光発電設備を設置しており、再生可能エネルギー由来の電力を供給する。これにより、施設全体の電力需要の約80%を賄う。年間86tの温室効果ガス排出削減効果を見込んでおり、テナント企業の環境負荷低減にも貢献する計画。
 CASBEEのAランク、ZEBの環境認証を取得済み。

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医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆