
日鉄興和不動産(株)は9日、ガス衣類乾燥機「乾太くん」と、洗濯機・畳み台・クロゼット・マルチデスクを一空間に集約した商品「家事クローク」を開発したと発表した。
同社の入居者調査により、家事の中でも洗濯の負担が大きいこと、その負担を軽減するものとしてガス衣類乾燥機が一助になっていることに着目。収納コンサルティングを行なうインブルーム(株)と協働し、同商品を開発した。
ガス衣類乾燥機の下に、洗濯かごを置くスペースと引き出し式の作業台を設置。洗濯物を一時的に置くことができ、乾燥後には取り出してすぐに畳むことができるスペースを確保した。また、収納・身支度・テレワークスペースが集約された「マルチデスク付きクロゼット」は、アイロンがけや裁縫などに利用できるマルチデスク、ハンガーパイプ付きクロゼット、キャスター付き収納ケースを完備。洗濯・乾燥を終えた後の家事を効率化する。なおマルチデスクは、ドレッサーやテレワークスペースとしての利用も想定している。
「家事クローク」を一部住戸に実装した分譲マンション「リビオ浦安ザ・プレイス」(千葉県浦安市、総戸数28戸)のエントリー受付を、8日に開始した。同物件は、東京メトロ東西線「浦安」駅徒歩6分に立地。敷地面積998.39平方メートル。建物は、鉄筋コンクリート造地上5階建て、延床面積2,237.36平方メートル。間取りは3LDK、専有面積63.56~80.70平方メートル。竣工は2026年1月、入居は同年3月の予定。