(公財)東日本不動産流通機構は18日、2025年4~6月期の首都圏不動産流通市場動向を発表した。
首都圏中古(既存)マンションの成約件数は1万2,090件(前年同期比29.2%増)と、3四半期連続で前年同期を上回った。地域別では、東京都6,639件(同28.5%増)、埼玉県1,404件(同37.2%増)、千葉県1,237件(同14.1%増)、神奈川県2,810件(同35.0%増)。新規登録件数は4万7,522件(同0.7%減)と、ほぼ横ばいながら6四半期連続で減少した。
1平方メートル当たりの平均成約単価は82万8,500円(同6.9%上昇)で、20年7~9月期から20四半期連続で上昇した。平均成約価格は5,188万円(同5.0%上昇)と、12年10~12月期から51四半期連続で上昇している。
既存戸建ての成約件数は5,504件(同52.0%増)と、6四半期連続で前年同期を上回った。平均成約価格は3,875万円(同2.5%下落)となり2四半期連続で下落した。