
大和ハウス工業(株)は24日、マルチテナント型物流施設「DPL川越」(埼玉県川越市)の地鎮祭を執り行ない、8月1日に着工すると発表した。
開発地は、東京都心より約35km圏内に位置する関越自動車道「川越」ICから約2.5km、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「狭山日高」ICから約8kmの「川越狭山工場団地」内。広域配送に適した立地となる。
敷地面積は約1万4,859平方メートル。建物は鉄骨造地上4階建てで、耐震構造を採用。延床面積は約3万3,172平方メートル。最大2テナント(1区画約1万4,000平方メートル)の入居が可能。
西武鉄道新宿線「南大塚」駅より約1.2kmと駅から徒歩圏。また、工業専用地域にありながらも周辺は住宅地であることから、採用面でのメリットがある。また、普通乗用車約126台分の駐車場や37台分の駐輪場を用意するなど、従業員が働きやすい環境を整備している。
環境面では、太陽光発電システムをはじめ全館LED照明や節水型設備を採用。BELSにおいて最高ランクとなる6つ星取得とNearly ZEB以上の基準の達成を目指し、環境負荷の低減に配慮した設計としている。
竣工は2027年1月22日、入居は同月23日の予定。