NTT都市開発(株)は29日、同社が展開する賃貸マンション「ウエリス」シリーズに、サステナビリティとレジリエンスを共に高める「サスレジライフ」を導入すると発表した。
「サスレジライフ」は、同社が推進する「ゼッチ・マンション」および「ウエリスくらしの防災」に、レジル(株)が提供する創エネ・蓄エネシステム「マンション防災サービス」を組み合わせることで実現する次世代の暮らし方。
平常時は、レジルが提供する一括受電により、専有部・共用部の区分なくマンション全体に100%実質再エネ電力を供給。災害時(停電時)は、自治体が推奨する「3日間」の在宅避難を想定し、蓄電池からエレベーターや給排水ポンプに電力を供給する。蓄電池の電力が減った場合でも、太陽光発電システムを使って繰り返し蓄電池を充電することにより、3日間の電力供給を維持することが可能に。さらに、マンションの一部共用部のWi-Fi設備と防災用コンセントにも電力を供給することで、スマートフォンの利用や充電ができる。
第1号物件として、賃貸マンション「(仮称)ウエリスアーバン馬込」(東京都大田区、総戸数481戸)に導入。同シリーズの住まいに順次展開していく。
