
(株)コスモスイニシアは5日、ベトナムにおける分譲住宅開発事業第1号物件「TT AVIO(ティーティーアビオ)」(ホーチミン市、総戸数2,055戸)のORION棟の販売を開始したと発表した。
同社はベトナムの現地不動産ディベロッパーであるTT Capital Investment Joint Stock Companyと、グローバル不動産会社のKoterasu Partners Pte. Ltd.との戦略的パートナーシップを基に事業を推進している。
急速な都市化と所得水準の向上を背景に、中間層の住宅需要が高まるベトナムにおいて、現地の中間所得者層をターゲットとしている。敷地面積は約1.6ha。AVIS棟:1,109戸(30階建て)と、ORION棟:946戸(37階建て)の2棟構成。間取りはStudio、1Bed、2Bed、3Bed。昨年から予約受付を開始したAVIS棟は予約開始から約9ヵ月で進捗率90%に達している。
販売価格は40平方メートル平均価格750万円(戸)、81平方メートル平均価格1,500万円(戸)。引き渡しはAVIS棟が2027年第4四半期頃、ORION棟が28年第4四半期頃の予定。
同社は今後も、戦略的パートナーシップを通じて、ホーチミン市近郊エリアにおいて、中間所得者向けに年間1,000~2,000戸の住宅の提供していくとしている。