不動産ニュース / その他

2025/8/6

名駅南エリアに期間限定広場をオープン/名鉄

都市型広場「Meieki Parklet(メイエキパークレット)」外観イメージ

 名鉄都市開発(株)は6日、名古屋市住宅都市局と連携し、都市型広場「Meieki Parklet(メイエキパークレット)」(名古屋市中村区)を、8日にオープンすると発表した。

 「名古屋」駅の南側に位置する、名駅南エリアで、2023年3月に営業を終了した商業施設「名鉄レジャック」跡地に立地。25年5月に、大規模プロジェクト「名古屋駅地区再開発計画」の事業化が決定したことにより、本格的な再開発が始まるまでの間、跡地を期間限定の広場とする。

 「パークレットスペース」(敷地面積約700平方メートル)と「イベントスペース」(同約770平方メートル)で構成。「パークレットスペース」は、気軽に立ち寄れる休憩場所として、エリア内にベンチやテーブルを整備。太陽光蓄熱式自動開閉シェード「ヒートシールド」や、舗装面が熱くなりにくい遮熱塗料を導入する。使用する電力はすべて再生可能エネルギー由来のCO2フリー電気で賄っていく。
 「イベントスペース」は、飲食フェスや音楽ライブ等の開催のほか、企業PRやマルシェイベントの実施など、幅広い使い方ができるスペースとする。

 同プロジェクトに合わせ、名古屋市と「名鉄レジャック跡地におけるウォーカブルな活用に係る連携協力に関する基本協定」を締結。居心地の良い空間として活用・効果検証を行ない、再開発の先駆けとなるまちづくりを目指す。

 期間は25年11月末まで。

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市街地再開発事業

都市計画で定められた市街地開発事業の一つで、市街地の合理的で高度な利用と都市機能の更新を目的として実施される事業をいう。既成市街地において、細分化されていた敷地の統合・共同化、共同建築物の建設、公共施設の整備などを行なうことにより、都市空間の高度な利用を実現する役割を担う。

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