東急不動産ホールディングス(株)は6日、2026年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。
当期(25年4月1日~6月30日)は、売上高2,879億8,300万円(前年同期比7.8%増)、営業利益412億3,200万円(同30.3%増)、経常利益374億1,400万円(同27.5%増)、当期純利益305億5,300万円(同61.7%増)の増収増益となった。
都市開発事業の「住宅分譲」では、計上した分譲マンションは122戸(同158戸減)と減少。「オフィス・商業施設」については、広域渋谷圏物件を中心とした稼働良化や、「その他」における投資家向け売却等の増加等により増収増益となった。賃貸オフィスは、渋谷エリアを中心に好調に推移。当期末の空室率(オフィスビル・商業施設)は0.3%と、引き続き低水準を維持している。都市開発事業全体の売上高は983億円(同26.0%増)、営業利益は216億円(同47.7%増)。
不動産流通事業の「仲介」は、「売買仲介」において取扱件数・取扱高が増加。「不動産販売」における開発案件の計上増加等により、売上高1,019億円(同14.6%増)、営業利益205億円(同42.0%増)を計上し、増収増益となった。
通期では、売上高1兆2,700億円、営業利益1,530億円、経常利益1,315億円、当期純利益850億円を見込む。