不動産ニュース / 開発・分譲

2025/8/21

NTTUD、大阪府八尾市で同社初の物流施設

建物外観

 NTT都市開発(株)は、20日に大阪府八尾市で同社初となる物流施設が竣工したと発表。

 西名阪自動車道「藤井寺」ICから約3.3km、大阪市都市部および広域の両方への配送に適した立地。JR大和路線「志紀」駅徒歩8分と、通勤利便性にも優れる。
 敷地面積1万1,850.92平方メートル、鉄骨造地上4階建てのボックス型。延床面積は2万4,230.40平方メートルで、2区画への分割が可能。倉庫スペースにも一部空調を実装し、労働・保管環境にも配慮している。BCP対策として最大48時間稼働可能な非常用発電機も設置した。

 NTTアノードエナジー(株)と提携してオンサイト型コーポレートPPAを締結、再エネ由来の電力を使用する。施設屋上に設置した太陽光発電設備により年間約630MWhが再エネ由来の電力となり、年間約267トンの温室効果ガス排出量の削減効果が期待されている。オンサイト型PPAスキームを活用した開発物件への太陽光発電設備導入は、同社初の取り組み。

 同物件については東京センチュリー(株)が出資するSPCへ引き渡し、(株)NTTロジスコの入居が決まっている。

オンサイト型PPAスキーム図

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BTS型・マルチテナント型(物流施設の〜)

物流施設の種類は、その性格によって、大きくBTS型とマルチテナント型に分けることができる。(1)BTS型特定のテナントの要望に応じてオーダーメイドで建設され、賃貸される物流施設。

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