不動産ニュース / 仲介・管理

2025/8/26

新橋のビルを取得。区分所有オフィスとして販売へ

「VORT 新橋一丁目(仮称)」外観
4階のフルセットアップオフィス

 (株)ボルテックスは26日、オフィス・店舗ビル「VORT 新橋一丁目(仮称)」(東京都港区)を報道陣に公開した。

 東京メトロ銀座線「新橋」駅徒歩2分、JR各線「新橋」駅徒歩3分、都営三田線「内幸町」駅徒歩3分に立地。敷地面積261.04平方メートル。建物は、鉄骨造地上14階建て、延床面積1,988.61平方メートル。ZEB Readyを取得。NTT都市開発(株)が開発した「owns新橋」を、販売用不動産として同社が取得した。2024年12月築。今後、ファサードとエントランスを「VORT」仕様にアレンジ。アプローチ上部にある庇をウッド調とし間接照明を仕込むなど高級感を演出する工夫で、バリューアップを図る。

 1階が店舗、2~14階がオフィス。専有面積は、1階が57.49平方メートル、2~13階が132.52平方メートル、14階が125.96平方メートル。天井は一部スケルトン、一部ボードで、天井高は2~10階が3,025mm、11~13階が3,035mm。14階は2,600mm。4~6階はそれぞれ趣の異なるフルセットアップオフィスとし、多様な価値観や働き方に応えるオフィス空間を提供する。14階は、従前は共用の時間貸会議室だったが、ハーフセットアップオフィスとする計画。

 同ビルは現在、1階にビストロが入居。交通利便性や、カフェや飲食店が周辺に充実している点などが評価され、2階にIT系企業、5階に外資系企業の入居申し込みが入っている。引き続きリーシングを進めるとともに、各フロアを「区分所有オフィス」として販売していく。

外観・エントランスのバリューアップイメージ

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。