(株)不動産経済研究所は18日、8月の首都圏新築分譲マンション市場動向を発表した。
同月の発売戸数は1,301戸(前年同月比78.7%増)と、2ヵ月連続で増加した。地域別では、東京23区690戸(同100.0%増)、東京都下176戸(同158.8%増)、神奈川県225戸(同58.5%増)、埼玉県87戸(同20.9%減)、千葉県123戸(同95.2%増)と、埼玉県以外が大幅に増加した。東京都のシェアは66.6%。
初月契約率は65.1%(同1.6ポイント上昇)と5ヵ月連続の70%割れ。1戸当たりの平均価格は1億325万円(同8.3%上昇)、1平方メートル当たりの単価は158万8,000円(同8.2%上昇)と、共に4ヵ月連続で前年同月を上回った。平均価格は2ヵ月連続で1億円を超えた。
即日完売物件は「メイツ本厚木」1期3次(神奈川県厚木市、2戸、平均1倍、最高1倍)。
8月末時点の販売在庫数は5,715戸(前月比225戸減)。9月の発売戸数は1,500戸程度を見込む。