東急不動産(株)は18日、(株)Unitoと連携し、多拠点居住サービス「あちこちすみか by COMFORIA」を開始すると発表した。
東急不動産の賃貸レジデンス「COMFORIA(コンフォリア)」シリーズの居住者が、首都圏と関西のコンフォリアに設定された民泊区画に定額で宿泊できるようにするもの。インバウンド需要の増加や物価上昇などを背景に都市部を中心にホテル宿泊料金が高騰する中、従来型のホテルや定住といった住まい方ではない選択肢として提供する。同時に、リモートワークやワーケーションなど新しい働き方の浸透に伴う「その時々のライフスタイルや目的に合わせて住む場所を変えたい」といった需要に応える。
対象者は、8月末時点で「コンフォリア竹ノ塚ウエスト」「コンフォリア新中野」「コンフォリア・リヴ新板橋」「コンフォリア芝浦MOKU」「コンフォリア西荻窪」「コンフォリア・リヴ大阪本町」「コンフォリア新大阪宮原Q」に契約済みの人。
対象民泊区画は、「コンフォリア竹ノ塚ウエスト」1部屋(間取り:3DK(61.2平方メートル)、定員:8人)、「コンフォリア新中野」3部屋(間取り:1R・1K(25.11〜26.99平方メートル)、定員:3人)、「コンフォリア・リヴ新板橋」2部屋(間取り:2LDK+S(55.47平方メートル)、定員:6人)。12月ごろに「コンフォリア・リヴ大阪本町」(定員:2・3人)を追加予定。料金は1泊当たり7,700円(税込み)で、1泊から利用できる。
10月9日から2026年9月30日までプレサービスとして提供。需要動向を見ながら本格的なサービス開始を目指す。