不動産ニュース / 開発・分譲

2025/9/18

東急不、賃貸レジ入居者に多拠点居住サービス

 東急不動産(株)は18日、(株)Unitoと連携し、多拠点居住サービス「あちこちすみか by COMFORIA」を開始すると発表した。

 東急不動産の賃貸レジデンス「COMFORIA(コンフォリア)」シリーズの居住者が、首都圏と関西のコンフォリアに設定された民泊区画に定額で宿泊できるようにするもの。インバウンド需要の増加や物価上昇などを背景に都市部を中心にホテル宿泊料金が高騰する中、従来型のホテルや定住といった住まい方ではない選択肢として提供する。同時に、リモートワークやワーケーションなど新しい働き方の浸透に伴う「その時々のライフスタイルや目的に合わせて住む場所を変えたい」といった需要に応える。

 対象者は、8月末時点で「コンフォリア竹ノ塚ウエスト」「コンフォリア新中野」「コンフォリア・リヴ新板橋」「コンフォリア芝浦MOKU」「コンフォリア西荻窪」「コンフォリア・リヴ大阪本町」「コンフォリア新大阪宮原Q」に契約済みの人。
 対象民泊区画は、「コンフォリア竹ノ塚ウエスト」1部屋(間取り:3DK(61.2平方メートル)、定員:8人)、「コンフォリア新中野」3部屋(間取り:1R・1K(25.11〜26.99平方メートル)、定員:3人)、「コンフォリア・リヴ新板橋」2部屋(間取り:2LDK+S(55.47平方メートル)、定員:6人)。12月ごろに「コンフォリア・リヴ大阪本町」(定員:2・3人)を追加予定。料金は1泊当たり7,700円(税込み)で、1泊から利用できる。

 10月9日から2026年9月30日までプレサービスとして提供。需要動向を見ながら本格的なサービス開始を目指す。

この記事の用語

民泊

旅行者等が一般の住宅に宿泊すること。 この場合に、有償で反復継続して宿泊を提供すれば、宿泊営業に該当し、旅館業法の許可を得なければならない(「簡易宿所営業」「下宿営業」)。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆