東急不動産グループでシニア向け住宅事業を手掛ける(株)東急イーライフデザインは19日、台湾でシニア向け住宅事業のコンサルティングを開始したと発表した。
台湾の大手金融グループである中國信託フィナンシャルホールディング傘下の中國信託樂活股份有限公司が新規事業としてシニア住宅事業を立ち上げるに当たって、そのコンサルティングを実施するために業務委託契約を結んだ。5月に中國信託樂活の親会社である台湾人寿保険股份有限公司と締結した基本合意を基盤としたもので、中國信託樂活は8月に設立された新設企業。
東急イーライフデザインが持つシニア向け住宅事業の基礎的なノウハウを、座学や現地視察を通じて提供。市場調査の一環として、組数限定で中國信託フィナンシャルホールディングの顧客を同社が運営するシニア向け住宅「グランクレール」シリーズへの短期体験宿泊の機会を提供していく。