(独)都市再生機構(UR都市機構)、千葉県八千代市、日本電気(株)(NEC)、(株)日立製作所、ヤマハ発動機(株)は26日、「健康なまちづくり」に向け包括的な連携・協力に関する覚書を締結。八千代市内のUR賃貸住宅団地を中心に、地域住民の健康増進と地域活性化に関するサービス実証を実施すると発表した。
UR都市機構と同市は、2017年よりUR賃貸住宅団地を活用したまちづくりに取り組んできた。またNEC、日立製作所、ヤマハ発動機は、24年度より高津団地(同市)においてUR都市機構と個別に協議・実証を実施。今回の覚書締結により、今後5者で連携・協力して取り組んでいく。
25年度は、高津団地をフィールドに、住民が日常的に気軽に立ち寄れる拠点の整備や、外出・社会参画を促すスマホアプリの提供や小型電動車の地域内運行など、半年間にわたりサービスの提供を通じ、地域住民の健康増進およびまちの活性化における効果検証を実施していく。
また、集めたデータを基に、学術機関や専門家の助言を受けながら効果を検証。次年度以降の継続や事業化の実現可能性、他の地域への展開も検討していく。