国土交通省は26日、「令和7年度マンション長寿命化等モデル事業」の第2回採択プロジェクトを決定した。
今後急増する高経年マンションについて、老朽化マンションの再生検討から長寿命化に資する先導的な再生プロジェクトへの支援を行なうもの。先導性の高い長寿命化に資する新工法や材料、新機能の導入等の調整・検討や創意工夫に富む改修等への支援を行なう「先導的再生モデルタイプ」と、管理水準の低いマンションが地方公共団体と協力して管理適正化を図るために必要な調査・検討や大規模修繕等への支援を行なう「管理適正化モデルタイプ」の2種類のモデルタイプを募集。採択されたプロジェクトには、立ち上げ段階の支援「計画支援」もしくは、実施段階での支援「工事支援」・「改修工事支援」を行なう。
今回の募集には3者3件の応募があり、1者1件を採択した。採択されたのは、先導的モデルタイプ「工事支援」で応募があった、「シャトー赤坂」(東京都港区)の建て替えプロジェクト。提案者は旭化成ホームズ(株)。