国土交通省は6日、2025年度「都市景観大賞」(都市空間部門、景観まちづくり活動・教育部門)の各賞を選定。結果を発表した。
より良い地域の景観形成を目指すための普及啓発活動の一環として、地域の活性化につながる取り組みの契機となるよう、優れた都市景観を形成している地区や地域の景観に関する活動を、1991年度より表彰している。
本年度は、「都市空間部門」の大賞(国土交通大臣賞)に「虎ノ門ヒルズ・新虎通り地区」(東京都港区)、特別賞に「洗足池周辺地区」(東京都大田区)、優秀賞に「茨木市おにクル周辺地区」(大阪府茨木市)と「ハレまち通り・下石井公園周辺地区」(岡山県岡山市)2地区が選ばれた。
「景観まちづくり活動・教育部門」では、優秀賞に「未来へつなぐ棚田の保全活動と交流による地域活性化」(群馬県沼田市)、特別賞に「和紙と絹で栄えた商都の景観を守り活かす」(埼玉県小川町)と「川名ひよんどりの里~市民が育む歴史と風土に根ざした暮らしの景観~」(静岡県浜松市)、「沖縄らしい風景づくりに係る人材育成事業」(沖縄県那覇市・浦添市)の3活動が選出された。
大賞および優秀賞の詳細はホームページを参照。