不動産ニュース / 調査・統計データ

2025/10/21

首都圏新築分譲M平均価格、上半期は最高値を大幅更新

 (株)不動産経済研究所は21日、2025年度上半期(4~9月)および9月度の首都圏新築分譲マンション市場動向を発表した。

 25年度上半期の発売戸数は9,150戸(前年同期比11.1%増)と、年度上期としては4年ぶりの前年比増となった。地域別では、東京23区3,599戸(同11.0%増)、東京都下1,136戸(同59.1%増)、神奈川県2,181戸(同1.0%増)、埼玉県1,117戸(同41.8%増)、千葉県1,117戸(同16.3%減)。

 初月契約率は61.9%(同2.4ポイント低下)と、2年連続で70%を下回った。1戸当たりの平均価格は9,489万円(同19.3%上昇)、1平方メートル当たりの平均単価は143万1,000円(同18.4%上昇)と、いずれも最高値を大幅に更新した。

 また、9月の発売戸数は1,908戸(前年同月比4.3%増)と、3ヵ月連続の増加となった。地域別では、東京23区542戸(同11.7%減)、東京都下261戸(同56.3%増)、神奈川県690戸(同2.2%増)、埼玉県285戸(同27.8%増)、千葉県130戸(同13.9%減)。

 初月契約率は54.4%(同11.1ポイント低下)と、5月以来の50%台となった。1戸当たりの平均価格は9,956万円(同28.6%上昇)、1平方メートル価格は146万5,000円(同27.6%上昇)と、いずれも5ヵ月連続の上昇。

 即日完売物件はなし。月末時点の販売在庫数は5,879戸で、前月末から164戸増加した。

 10月の発売は、1,500戸程度を見込む。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆