不動産ニュース / 開発・分譲

2025/11/4

東建他、立石駅北口の市街地再開発事業を着工

「立石駅北口地区第一種市街地再開発事業」完成予想図

 立石駅北口地区市街地再開発組合と、同組合の参加組合員である東京建物(株)、旭化成ホームズ(株)、(一財)首都圏不燃建築公社は4日、同組合施行の「立石駅北口地区第一種市街地再開発事業」(東京都葛飾区)の東西地区新築工事を1日に着工したと発表した。

 施行区域面積は約2.2ha。京成押上線の連続立体交差事業と合わせ、区の中心部にふさわしいまち並み等を整備する。同線「京成立石」駅北口の交通広場(駅前広場)の新設、交通広場を挟んで東・西街区に葛飾区役所を中心とした業務棟と、住宅と商業施設からなる住宅棟を整備する予定。緊急車両がスムーズに通行できる街区の整備を通じて、まちの防災性向上に貢献する。

 西街区の住宅棟は、敷地面積約7,130平方メートル、延床面積約8万2,000平方メートル、地上36階地下2階建て、高さ約125m。商業施設と710戸の住戸を計画している。

 東街区の業務棟は、敷地面積約4,660平方メートル、延床面積約4万1,400平方メートル、地上14階地下3階建て、高さ約75m。葛飾区庁舎、店舗、公益的施設等を整備する。交通広場は広さ約3,410平方メートル。

 竣工は、2029年度を予定。

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市街地再開発事業

都市計画で定められた市街地開発事業の一つで、市街地の合理的で高度な利用と都市機能の更新を目的として実施される事業をいう。既成市街地において、細分化されていた敷地の統合・共同化、共同建築物の建設、公共施設の整備などを行なうことにより、都市空間の高度な利用を実現する役割を担う。

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