(株)長谷工コーポレーションは4日、農林水産省と「住まいの木造木質化における建築物木材利用促進協定」を10月31日に締結したと発表した。
同社と農林水産省が連携・協力することで、同社の「建築物の木材の促進に関する構想」に基づく取り組みを推進し、その達成に寄与することを目的に同協定を締結した。
同構想は、マンションから戸建てまでさまざまな規模の住まいの建設における木材利用や環境等に配慮した木材の調達を通じ、2050年カーボンニュートラルの達成、循環型森林利用システムの構築、住まい手のウェルビーイングの実現等へ貢献するもの。
達成に向け、同社事業における鉄筋コンクリート造と木造のハイブリッドマンションや、純木造マンションの共用棟建設の促進および積極的な展開を行なう。また、住まいのライフサイクル全体におけるCO2の削減を目指し積極的な取り組みを実施。グループ会社と連携した植林・森林管理・伐採・製造加工・建設・管理・修繕・解体・再利用の循環型森林利用システムの構築等を推進していく。
