(株)コスモスイニシアは7日、2026年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。
当期(25年4月1日~9月30日)は、売上高648億8,200万円(前期比3.6%増)、営業利益65億9,000万円(同11.2%増)、経常利益60億5,500万円(同14.8%増)、当期純利益41億1,400万円(同17.4%増)。
レジデンシャル事業は、新築マンションの引渡戸数が減少した一方、リノベーションマンションの販売において戸当たり販売価格が上昇したことで、売上高206億6,800万円(同2.4%増)、セグメント利益5億3,100万円(同24.0%減)となった。新築マンションの引渡戸数は107戸(同104戸減)、リノベーションマンションの引渡戸数は124戸(同10戸増)。新築マンション完成在庫は190戸(同110戸減)と減少した。
ソリューション事業は、収益不動産販売の引渡棟数が7棟と前年同期より1棟減少したことに加え、前年同期が高収益物件の引き渡しが中心であった影響を受け、売上総利益率が11.8%(同8.4ポイント低下)と低下。売上高228億3,900万円(同8.9%減)、セグメント利益11億3,800万円(同63.0%減)と、減収減益だった。
宿泊事業は、訪日外国人旅行者数の増加を背景に、平均客室単価が上昇。さらに、ホテル施設販売において2棟の高収益施設の引き渡しもあり、売上高180億9,900万円(同53.9%増)、セグメント利益66億5,900万円(同94.0%増)を計上した。
通期業績については、売上高1,520億円、営業利益110億円、経常利益96億円、当期純利益65億円を見込んでいる。
