（株）東京カンテイは10日、2025年10月の主要都市圏別・主要都市別新築小規模木造一戸建て住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。
首都圏の平均価格は5,947万円（前月比0.7％上昇）と3ヵ月連続で上昇した。都県別に見ると、東京都は7,525万円（同1.7％上昇）、神奈川県は4,810万円（同6.6％下落）、千葉県は4,518万円（同0.7％下落）、埼玉県は4,381万円（同1.8％上昇）。東京は4ヵ月連続で上昇した一方、神奈川では4ヵ月連続で前月を下回った。
近畿圏の平均価格は4,040万円（同0.2％上昇）と続伸した。主要府県別では、大阪府は3,922万円（同0.6％下落）、兵庫県は4,447万円（同1.4％上昇）、京都府は4,299万円（同11.6％上昇）。京都では大幅な上昇となった。
中部圏は4,196万円（同3.1％上昇）、愛知県は4,324万円（同1.4％上昇）と、共に上昇した。
